日本語English

活動内容

ベトナムハノイにて各研究協力機関を訪問(2022年6月23日-6月25日)

Covid-19感染症流行のため、最後にベトナムを訪問した2019年12月以降2年半余に及ぶ期間、我々は訪越することがかなわなかったが、その間もオンライン会議を頻回に開催し、研修会を3回にわたり実施してきた。

幸い、2022年5月半ば以降ベトナム国内のCovid-19感染症は急速に収束し、わが国でも6月より水際での規制が緩和された。また、JICAの本プロジェクトの活動が2024年9月までの延長が正式に承認されたことを受けて、今後の活動について改めて関係協力機関と意思統一をはかるとともに、コロナ禍においても母子保健活動を継続して頂いているPhu Cat医療センターが記録している低体重児の家庭を医療センタースタッフとともに訪問し、現状の把握と改善点を検討する目的で、2022年6月22日~7月2日まで訪越した。

具体的な日程は別紙に記載した。

6/22(水)深夜にハノイ・ノイバイ国際空港に小島、丸銭、城戸が到着(城戸家内同行。)

6/23(木)午前にハノイにあるJICAベトナム事務所を訪問した。一足先に6/18に到着し、ベトナム国家大学でステロイドホルモン測定系の確立のために技術指導をしている本間も参加した。田中章久次長や保健担当者にこれまでの活動経過と今後の活動計画を報告し、意見交換した。午後は本プロジェクトの協力機関の1つであるベトナム科学技術アカデミーのNam主任研究員を訪問し、ダイオキシンの分析について確認し、センターより40㎞離れた場所にある分析室を視察した。また、血液中ダイオキシン測定の改良のために今後の本邦研修についても意見交換した。

6/24(金)午前は協力機関のベトナム国家大学(VNU)ハノイ校の医学薬学部のHai准教授を訪問し、ステロイドホルモン分析について意見交換し、分析室を視察した。本プロジェクトの技術支援として、2019年に国立環境研究所で研修を受けたKhanh研究員が分析状況を説明した。検体の確実な冷凍移送方法について議論した。午後はハノイの3つ目の協力機関であるハノイ医科大学のGiang准教授を訪問し、Phu Catでの母子保健活動への今後の協力について確認した。

  

  

 

 

 

一覧へ戻る

金沢大学
医薬保健学域保健学類
JICA事務局

〒920-0942
石川県金沢市小立野5-11-80

TEL:076-265-2500(代表) 076-265-2565(研究室)
FAX:076-265-2565