活動内容
本邦行政研修(2019年10月)
2019年10月23日〜10月29日まで本邦行政研修を実施した。
参加者は、カウンターパートナーのフーカット県立医療センターのVo Van Chi院長とNguyen Thi Binh総務部副部長(助産師)、協力機関からハノイ医科大学小児科講座主任Nguyen Thi Dieu Thuy先生、ベトナム国家大学ハノイ校医薬学部Nguyen Thanh Hai准教授、ベトナム北部環境モニタリングセンター・ダイオキシン分析グループリーダーLe Thi Hai Chauさんと通訳として現地調整員のNguyen Thanh Vanさんの計6名が参加した。
主な研修先は金沢大学および大学附属病院(小児科病棟・新生児室)、島津製作所及び島津テクノリサーチ(ダイオキシン分析:京都)、国立研究開発法人 国立環境研究所(ダイオキシン・ホルモン分析:筑波)、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(小児医療:東京)である。
本行政研修の主な成果として、以下の4点があげられる。
- ハノイで8月に開催された合同調整委員会において、プロジェクト関係機関(フーカット県立医療センター、ハノイ医科大学、ハノイ国家大学、北部環境モニタリングセンター)のそれぞれの役割分担をより明確にしたいと要望があった。今回の視察を通じて、プロジェクトへの理解がより深まり、それぞれの役割を明確にすることができた。
- 研修を通して、ベトナム各機関の関係性も非常に強固になり、お互いの理解がより深まった。
- 全員がプロジェクトへの主体的な参加意思および協力を表明した。
- 日本の分析機関や研究所、先進的な病院を視察し、自国の未来の構想、自分の所属での応用への試みやその可能性を広げる機会となった。
風景

金沢大学

島津製作所

国立環境研究所

国立環境研究所

成育医療研究センター